最初の登録日 : 2025.09.18   |  
最終修正日 : 2025.09.18   |  
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ハンバク村 で堪能する中央アジアの味4選

※情報は、最初の登録日以降に変更される場合があります。旅の前に、必ず確認してからお越しください。

仁川の延寿区には、高麗人をはじめ、ロシア、カザフスタン、ウズベキスタンなど、中央アジア出身の外国人が集まって暮らす多文化エリア「ハンバク村」がある。 様々な目的を持つ人々が集まって形成されたコミュニティは、今や韓国の中で中央アジアの日常を生き生きと伝える体験空間となった。エキゾチックな看板や店が並ぶ通りでいつもと違ったグルメの世界を体験してみよう。

定番の中央アジア料理を食べたいなら「チャイハナ」

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チャイハナはハンバク村で最も有名な中央アジア料理店で、本店と2号店ともにこの村の中にある。 中央アジア系の客が大半を占めるので馴染みにくいかもしれないが、韓国語を話せるスタッフがいて韓国語のメニューもあるので、注文して食事をするのに不便はない。

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ここでのおすすめは、中央アジアの伝統的な串焼き料理「シャシリク」。大ぶりのラム肉5切れが串に刺さっており、香辛料を加えたタレに漬け込んで焼くため肉質が柔らかく、独特の風味が楽しめる。 ウズベキスタンの伝統料理であるビーフピラフも看板メニューの一つ。パラッとしたご飯の上に厚めの牛肉、きゅうり、トマト、うずらの卵がのっており、韓国風ピラフとは違った味わいがある。

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中央アジア料理は初めてで口に合わないかもと心配なら、「ククシ」がおすすめ。もともと高麗人の料理なので、韓国料理に近い味だ。 *錦糸卵や肉、きゅうりといったトッピングの構成がチャンチグクス(にゅうめん)やチャプチェなどの韓国料理と似ているので、親しみやすい。 さっぱりとしたスープにピリッとしたラー油が加わり、独特の風味も感じられる。

* 錦糸卵:卵を薄く焼いて細切りにしたもの

  • 住所仁川広域市延寿区ハンバク路76 1階
  • お問い合わせ+82-32-817-7681
  • 利用時間毎日 10:00~23:00

ウズベキスタン本場の味を楽しみたいなら「Shosh」

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ウズベキスタンの首都タシュケントの旧名にちなんで名付けられたShosh(シャーシュ)は、現地の伝統と味が売りの飲食店。スタッフは韓国語をあまり話せないが、むしろそのおかげで現地にいるような気分が味わえる。

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ウズベキスタンならではの味を最もよく感じられる料理はラグマン。中央アジア全域で食べられている伝統的な麺料理だが、ウズベキスタンのラグマンはコシが強くもっちりした麺が特徴。 これに香辛料が染み込んだソースと肉、様々な野菜が加わり、濃厚で深い味わいに仕上がる。

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ついでにピラフとカリカリのフライドポテト、大ぶりのラム肉1切れを組み合わせたラムレッグピラフ、または中央アジアの伝統的なパン「サムサ」を追加で注文すれば、ボリューム満点の食事ができる。 サムサはラムひき肉と玉ねぎを生地に詰めてタンドールという伝統的な窯で焼き上げ、外はサクサク、中はしっとりしている。 Shoshのすべての料理に使われる肉は、肉質がしっかりしているのに硬くないので、誰でも気軽に楽しむことができる。

  • 住所仁川広域市延寿区ハンバク路92番ギル4 1階
  • 利用時間毎日 12:00~00:00

いろんな串焼きを食べたいなら「IHLAS」

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道を歩いていて、狭い入口の前に外国人がひときわ集まっているところを見つけたら、そこはIHLAS(イフラス)の可能性が高い。 店主がワンオペで切り盛りしているこぢんまりとした店だが、高麗人の間でサムサと串焼きが美味しいと評判で、いつも客で賑わっている。

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店に入ると、大きなショーケースがまず目につく。中には鶏肉、牛肉、豚肉、ラム肉など、様々な肉が串に刺さって積まれており、好みで選ぶことができる。 肉は注文を受けてから炭火で焼くので時間は少しかかるが、その分美味しい。

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運が良ければ窯で焼きたてのホカホカのサムサが食べられる。一般的にサムサは丸いか三角形だが、IHLASのサムサは大きなドロップ型。 表面にツヤがあり、こんがりと焼けていて美味しそうだ。中には肉がぎっしり詰まっていて、一つだけ食べても満腹感が得られる。

  • 住所仁川広域市延寿区ハンバク路60

あっさりした中央アジアのパンを食べたいなら「TANDIR HOUSE」

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TANDIR HOUSE(タンドールハウス)では、ウズベキスタンの伝統的な窯を使ってパンを焼いている。 一般的にロシアやウズベキスタンのパンは大きくて不格好な印象だが、淡白な食感とモチモチした対照的な食感でマニアに愛されている。 そのまま食べれば食事代わりになり、ジャムや蜂蜜をつければおやつになる。この店のパンは100%天然材料を使っていて、たくさん食べても胃もたれしないと評判で、配送注文する客も多い。

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おすすめのパンは、ウズベキスタンの伝統的な窯焼きパン「パティル」。 大きくてずっしりとしたパンの中央に伝統模様が刻まれたエキゾチックな見た目が特徴で、ベーグルのような硬めの食感とゴマをまぶしてカリッと焼き上げた香ばしい表面の噛み応えがたまらない。 180℃に熱したオーブンで5分ほど温めて食べれば、窯で焼いたばかりのような風味も楽しめる。

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もう一つのおすすめはロシア風バゲット「バトン」。 一般的に思い浮かべる長くてシャープな形ではなく、丸くてずんぐりしており、クープが大きい。 外側は普通のバゲットのようにサクサクだが、中はもっと柔らかくてふわっとしており、喉を通りやすい。 他にもケフィアやアイランなど爽やかな発酵乳飲料を取り扱っており、パンと一緒に飲むのにちょうどいい。

* クープ:オーブンで焼く前に生地の表面に入れる切り込み

[TIP]
- パンは常温で1~2日保存でき、それ以降は冷凍保存し、リベイク(温め直し)して食べるのがおすすめ。

  • 住所仁川広域市延寿区ハンバク路65
  • 利用時間月~土曜日 9:00~21:00、日曜日定休