最終修正日 : 2024.03.28   |  
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モノレールで観光する月尾海列車、これだけは見逃さないで!

月尾海列車 01

月尾島は仁川を代表する観光地の一つ。 西海(黄海)に向かってそびえ立つ月尾山(標高108m・月尾海列車第2景)を中心に、月尾文化の通り(月尾海列車第3景)、月尾テーマパーク、韓国移民史博物館など、見どころ・楽しみどころがたくさんある。 月尾島は長い間、カップルのデートコース、家族連れのお出かけスポット、学生の現場実習場所として親しまれてきた。 仁川の月尾島を少し特別に楽しみたいなら、月尾海列車がおすすめ。

月尾海列車 02
月尾海列車 03

月尾海列車は、他の一般的な観光列車と違って、地上7mの高さに設置されたレールの上を走る。 7mは全体的な高さの平均で、最高18mのところもあり、さながら動く展望台に乗って月尾島を隅々まで巡るような気分が味わえる。 目線が高くなった分、より多くのものをより詳しく見ることができる。

月尾海列車 04
月尾海列車 05

月尾海列車が月尾海駅を出発して最初に通過する区間は、仁川想像プラットフォームがある仁川内港第8埠頭。 埠頭内の元穀物倉庫を複合文化施設にリノベーション中のここは現在、オープンに向けて最終工事が盛んに進められている(7月初めにオープン予定)。 面積は1万2,150㎡で、サッカーコート2面分の広さを誇る。 仁川想像プラットフォームは、メディアアートで再解釈した文学作品を展示する図書館、仁川開港場の歴史を盛り込んだメディアコンテンツなどで構成される予定。 仁川想像プラットフォームが位置する仁川内港第8埠頭の駐車場は、毎日午前7時から午後9時まで一般に無料で開放される。駐車場から月尾海駅までは徒歩で5分もかからない。

月尾海列車 05
月尾海列車 06

仁川想像プラットフォームを過ぎるとサイロ(Silo・穀物貯蔵庫)壁画(月尾海列車第1景)が見えてくる。 仁川内港第7埠頭に位置するサイロは、(株)韓国TBTが輸入したトウモロコシや小麦、キビなどを貯蔵するために1979年に建設された。 サイロの規模は高さ48m、周囲525mで、面積にして2万3,689㎡ある。この巨大な壁画を完成させるために専門家22人が約100日間、86万5,400リットルの塗料を使用したという。 2018年12月に世界最大の屋外壁画として「ギネスブック」に載り、2019年3月にはドイツのiFデザインアワード本賞を受賞した。

月尾海列車 07
月尾海列車 08

サイロ壁画は廃産業施設を再利用したのではなく、使用中の老朽産業施設に壁画を描いたという点で、都市景観事業の新たな可能性を示す良い例となった。 サイロの下では、現在も穀物を積み込むためにトラックが忙しく行き来している。 仁川内港では(株)韓国TBTをはじめ韓進、鮮光、大韓通運、大韓サイロの5社がサイロを運営しており、貯蔵容量は計96万トンで、これは東アジアの穀物港の中で最大規模。 サイロ壁画の前にある月尾公園駅の屋上には、サイロ壁画と仁川内港を眺められる展望台が設けられている。

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月尾海列車 10 月尾海列車 11
月尾海列車 12

月尾文化の通り駅と博物館駅を結ぶ1km区間は、西海の美しい景色を思う存分楽しめるコース。 永宗島や舞衣島はもちろん、天気が良ければ韓国最初の灯台がある八尾島と江華島の摩尼山まで見える。 永宗島を挟んで海を横切る永宗大橋と仁川大橋の眺めも素晴らしい。 繁忙期の週末には夜9時まで列車が運行しており、列車の中から美しい西海の夕日(月尾海列車第4景)を鑑賞する贅沢なひとときも過ごせる。 博物館駅の近くには、韓国移民史博物館と国立仁川海洋博物館(6月開館予定)がある。 月尾海列車第5景の灯台道は、国立仁川海洋博物館の仕上げ工事の関係で現在は立入禁止となっている。

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月尾海列車 14

仁川内港(月尾海列車第8景)は、韓国における自動車の輸出拠点。 特に中古車は、仁川内港の輸出貨物取扱量が全国貨物量の87%を占めている。 博物館駅を過ぎると、第6埠頭にずらりと並ぶおびただしい数の車が見えてくるが、これらはすべて船積みを待っている車だ。 仁川内港が現在のような国を代表する貿易港に成長できたのは、韓国唯一の閘門である仁川港閘門(月尾海列車第7景)のおかげと言える。 閘門は、満潮時に海水を閉じ込めて内港の水深を常に一定に保つことで干潮時にも船舶が船積みと荷役作業を行えるようにする施設。 仁川港閘門は、最大10mにもなる潮の干満差を克服するため、1918年と1974年の2回建設された。

月尾海列車 15
月尾海列車 16

仁川内港第6埠頭を通り過ぎるとき、サイロ壁画が再び見えてくる。 出発して間もなく月尾公園駅付近でサイロ壁画の背面と右側が見えたのに対し、今度は前面と左側が見えた後、背面と右側の壁画まで続けて鑑賞できる。 サイロ壁画全体が視野に収まるように、適度な距離を保ちながら移動する点もありがたい。 仁川内港に8つある埠頭のうち、第1・8埠頭以外は一般人の立ち入りが厳しく規制されているため、サイロ壁画をしっかり見るには月尾海列車に乗る方法しかない。

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月尾海列車 19

2019年に運行を開始した月尾海列車は、韓国最長の都心型観光モノレールで、月尾海・月尾公園・月尾文化の通り・博物館の4駅を結ぶ6.1kmの路線を時速10kmで運行する。 2両編成の月尾海列車は最大46名まで乗車でき、毎回文化解説士が1名同乗する。 月尾海列車の乗車券購入と乗車は4駅のどこでも可能だが、インターネットで予約した場合は月尾海駅からしか乗車できない。 当日に限り1回だけ再乗車できることも覚えておこう。

チャイナタウン 01

仁川に来たら外せないもう一つの名物と言えば、チャジャン麺(韓国風ジャージャー麺)だろう。 Netflixの人気ドキュメンタリー「チャジャン麺讃歌 ~韓国のおいしいを探訪~」を見た人ならなおさらのこと。 しかも、チャイナタウンは月尾海駅から道路を渡ってすぐのところにあるので、立ち寄らずにはいられない。 チャジャン麺はあくまでもチャジャン麺であって、チャイナタウンだからといって何が違うのかと聞かれたら、とにかく食べてみてほしいとしか言いようがない。 中国の山東省から伝わった炸醬麺(ジャージャー麺)がチャジャン麺となり、そのチャジャン麺の味を140年にわたり守ってきたのがチャイナタウンなのだ。

チャイナタウン 02
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それでは、どの店に行くべきだろうか。 チャイナタウンの中華料理店で作るチャジャン麺の味は、どこも一定のレベルに達しているというのが大半の意見。 だからどの店を選んでも失敗することはないはず。 チャジャン麺をチャジャン麺と呼べなかった頃の話を知りたいなら、チャジャン麺博物館にもぜひ行ってみてほしい。 登録文化財に指定されている旧共和春の建物をリノベーションしたチャジャン麺博物館では、チャジャン麺の歴史や変遷などチャジャン麺にまつわる面白い情報を得ることができる。 チャジャン麺博物館の入場料は大人が1,000ウォンで、開館時間は9:00~18:00(月曜日休館)。

  • 住所 仁川広域市中区月尾路6(月尾海駅)
  • 電話 +82-32-450-7600
  • 営業時間 閑散期(11~3月) 繁忙期(4~10月) 火~木曜日 10:00~18:00 金~日曜日 10:00~18:00、毎週月曜日運休
  • ホームページwww.wolmiseatrain.or.kr
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