「月尾(ウォルミ)島」は、島の形が半月の先っぽに似ていることから付けられた名前です。
ソウルから遠くない仁川(インチョン)の海辺にあるため、公共交通機関でのアクセスも便利な位置にあるので、外国人観光客や韓国人でいつも賑わっています。
海に面した海岸には旬の海の幸を扱う水産物センターがあり、陽が沈んでも華やかな月尾テーマパークのおかげで、「韓国のラスベガス」と呼べるほどの光景を演出します。
[コース]
仁川45番バス
- 松月洞童話村
- 仁川駅
(チャイナタウン)
- 月尾テーマパーク
月尾文化の通り
- 月尾島終点
(月尾島-永宗島月尾島船着場)
郷愁を刺激する童心の空間、松月洞童話村
松月洞(ソンウォルドン)童話村は、2013年に世界の名作童話をコンセプトに松月洞全域に造成された村です。童話村に足を踏み入れると、案内表示がなくても童話村の入口だということが分かります。
通りのあちこちで幼い頃に出会ったおなじみのキャラクターが出迎え、パステルトーンに飾られた壁と歩道のブロックがまるで童心に帰ったような気分を味わわせてくれます。アーチ形の鉄のオブジェをくぐると真っ先に目に飛び込んでくるのは、大きなピノキオの人形です。松月洞童話村のあちこちには、童話のキャラクターと写真を撮ることができるフォトスポットがあります。
童話の中の主人公になって、まるで絵本のようなとっておきの写真を撮るのにぴったりです。ここは、童話的な想像力を無限に刺激するもう一つの世界です。
「終わりが決まっていない物語はない」のが特徴で、アンデルセンの悲劇的な名作『人魚姫』から、「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」で終わるシンデレラや白雪姫まで、どれもおなじみのキャラクターですが、どこからどの通りに向かうかによって異なるストーリーが生まれます。フンブとノルブ、すっぽんとウサギが、みんなで一緒に暮らせる場所なわけです。
創造力が必要な子どもたちから、失った童心を取り戻したい大人まで、誰にでもカラフルな夢を与えてくれます。
- 住所仁川広域市中区松月洞3街
- 電話+82-32-764-7494
- 利用料金無料
韓中日の3ヵ国に同時に出会える仁川駅(チャイナタウン)
仁川で一番有名な観光スポットを挙げるなら、ここが外せません。昔から韓国にある小さな中国と呼ばれていたチャイナタウンです。
一時は中国現地のここでしか味わえない味が楽しめる街として知られていましたが、今ではグルメだけでなく、多彩な見どころと楽しみがあふれる充実した観光スポットに様変わりし、SNSでホットスポットとして有名になっています。
仁川駅で降りてチャイナタウンに足を踏み入れると、まずは「中華街」と書かれた扁額のある門が見えます。
通りを歩いて行くとまるで宮殿のような優雅な姿の中華レストランが並び、『三国志』の有名な場面を壁画で再現した三国志壁画通りに出ます。
チャイナタウンと言えば真っ先に思い浮かぶグルメのジャージャー麺の歴史を分かりやすくまとめたジャージャー麺博物館は、入館料が1,000ウォンですので、軽く立ち寄ってみるのもいいでしょう。
中国の感性を十分楽しんだら、すぐ隣にある開港場通りにも足を延ばしてみてください。チャイナタウンが中国風なら、ここは大韓帝国時代末から日帝強占期までの歴史を観ることができる日本風の通りです。
お隣のチャイナタウンの活気にあふれて賑やかな雰囲気とは対照的な、少し落ち着いた閑静な雰囲気が独特です。
1800年代末に建てられた近代建築や古い家屋がリノベーションされカフェやレストランになっていて、歳月の面影をそのままに感じることができます。
- 住所仁川広域市中区チャイナタウンロ26ボンギル12-17
- 利用料金無料
スリルあふれるアトラクションのある月尾テーマパーク
月尾島の市内バスに乗ると、ほとんどの路線が月尾テーマパークと月尾文化の通りを通ります。月尾島のランドマークと言っても過言ではないところです。
月尾テーマパークのバス停で下りると、すぐ目の前に遊園地があります。こんなにすぐ近くまでバスが通っているのかとびっくりしていると、大きく揺れるバイキングから人々の絶叫が聞こえてきます。
他の大きなテーマパークと比べても引けを取らない、スリル満点のアトラクションが満載です。その中でも一番の人気は「タガダディスコ」です。
楽しいDJのおしゃべりと一緒に楽しむこの乗り物は、それこそ元気いっぱいの青春映画のワンシーンのようです。
席から放り出されないようにしがみついてしっかり体を支えていると、体力や筋力も付きそうです。
絵のような大観覧車を背に月尾文化の通りに向かって歩いていると、月尾島の真ん中を横切って走るモノレール(月尾海列車)が目に飛び込んできます。
最近整備された場所なのできれいで洗練された印象ですが、「Y2K」時代のレトロな感性あふれる月尾テーマパークとはまた一味違った魅力が新鮮です。
月尾テーマパークと月尾文化の通りは、陽が沈んだ後の夜にその真価を発揮します。華やかなネオンサインが夜通し輝き、まるでブロードウェイのミュージカルのワンシーンのような、絵のような風景を満喫できます。
- 住所仁川広域市中区ウォルミムンファロ81
- 電話 +82-32-761-0997
- 利用料金子ども 5,000ウォン、大人 6,000ウォン(1回利用券)
バス旅の最後のコース、永宗島月尾島船着場
45番バスの終点は、永宗(ヨンジョン)島に向かう月尾島船着場です。ここでは、永宗島行きの船に乗ることができます。
永宗島は韓国のゲートウェイ、仁川国際空港がある島として有名です。陸路で行く方法もありますが、月尾島船着場から船に乗り、海を横切って行くのもまた趣があります。
ここから船に乗る予定なら、まずは永宗島行きの船の時刻表を予め忘れずにチェックしておきましょう。
平日と週末・祝日では始発と終発の運航時間が異なるため、事前に確認してください。
でも、わざわざ永宗島まで行かなくても大丈夫。見晴らしのいい船着場から眺める大きな海と港の風景は、都会に疲れた心と身体をいやしてくれるようです。
観光客があげるお菓子の味に飼い慣らされたカモメの鳴き声をBGMに、清々しい風景を楽しんでいると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
夕日に染まる海の美しさは定番です。それまで船着場の近くにある簡単な娯楽施設を利用するか、ストリートフードで小腹を満たすのもいい選択でしょう。
- 住所仁川広域市中区ウォルミムンファロ36 観光案内所
- 利用料金永宗行き 大人 3,500ウォン、高齢者優待 2,000ウォン、学生 1,500ウォン、子ども 1,000ウォン