「紅葉狩り」に劣らず人気のある秋の小旅行は「花見」だ。遠出をしたり、高いところまで登る必要がなく、気軽に散歩する感覚で見物できるのもメリット。コスモス、ピンクミューリー、菊など素朴でありながら豊かな美しさを持つ秋の花を満喫しよう。
仁川大公園
総面積が266万5000㎡の大規模公園で、樹木園、こども動物園、自転車広場、展望台などがあって、四季を通じて多くの人が訪れる場所だ。 特に秋には1万㎡を超えるオウル庭園いっぱいに咲いているコスモスを見るために足を運ぶ人が絶えない。花の道に沿ってウォンドゥマク(番小屋)休憩所が設けられて、色とりどりのコスモスが秋風に踊るように揺れる姿は秋の空と調和をなして美しい風景をつくりだす。また、仁川大公園の東門の入り口に見える、2021年に天然記念物に指定された樹齢約800年の巨大なイチョウは一見の価値ありだ。
ドリームパーク野花公園
首都圏のごみの埋立地からピンクミューリーの名所として生まれ変わった場所だ。まるでピンク色の絵の具を撒き散らしたように公園全体がピンク色の波をなしている。訪問した証拠として記念写真が撮りたくなる撮影スポットだ。青い秋空と白い雲、ピンク色が調和をなし、水彩画が思い浮かぶようなところだ。一色で感動を与えるピンクミューリーに劣らず、向かい側に造成されたサルスベリは、一輪一輪異なる色や形で秋の風景を一段と多彩にしてくれる。公園全体が広々としており、夕焼けの時間に訪れればまた別の秋の色を体験することができる。
- 住所仁川西区資源循環路170ドリームパーク野生花公園
- 電話 +82-32-560-9940
- 運営時間10:00~18:00、月曜休み
桂陽コッマル
仁川を代表する秋の花の名所の一つで、大規模なコスモス畑を見ることができる。キバナコスモスとピンク色がミックスしたコスモスが咲いて、様々なフォトゾーンは最高の記念写真が撮れるスポットとして人気だ。散策路沿いに咲く濃いピンク色に染まったホウキグサと芳しい菊の花が加わり、秋の色の美しさを思う存分楽しめる。花畑の真ん中に設けられたウォンドゥマク(番小屋)休憩所で横になって青空を眺めていると思わず癒される。花畑に続く道にはペット遊び場が設けられ、ペット連れの人も花見を楽しむことができる。