最初の登録日 : 2022.05.30   |  
最終修正日 : 2024.10.02   |  
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電動カートで開港場一周

※情報は、最初の登録日以降に変更される場合があります。旅の前に、必ず確認してからお越しください。

仁川は釜山と元山に続き、韓国で3番目に開港した都市です。その中心と言える中区はには仁川港が位置しています。中区にはチャイナタウン、博物館通り、松月洞童話村などの見どころがあります。チョウンツアーで運営している「開港場物語ツアー」は、電動カートに乗って中区一帯をくまなく周れるプログラムです。

電動カートに乗っていく中国旅行

素敵なクラシックカーを連想させる電動カートに身を乗せてまず立ち寄るのは、チャイナタウンです。牌楼と呼ばれる大きな入口をくぐると、まるで中国に来たかのような異色的な風景が広がります。チャイナタウンは1883年に仁川港が開港された後、中国人が集まって暮らし始めたことで形成されました。中華料理の花、ジャージャー麵がここで生まれました。チャイナタウンで最も繁盛した中華料理店の一つである「共和春」は現在、登録文化財に指定され、ジャージャー麺博物館として運営されています。

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チャイナタウンにはジャージャー麺の他にも壺の形をした窯で焼いた中華まんじゅうのオンギビョン、小豆とドライフルーツが具として入る月餅など、おいしい中華の食べ物がずらりと並びます。ツアーの途中、おいしい食べ物を「ドライブスルー」で味わうこともできます。

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韓国ではなかなか見られない中国式の寺「義善堂」を通り過ぎると、松月洞童話村です。チャイナタウンが開港当時、中国人が集まって暮らしていたところなら、童話村がある松月洞一帯は、アメリカとヨーロッパ人が主に暮らしていた場所です。

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松月洞童話村は、名前のように童話をテーマに飾られた村です。ピノキオ、ピーターパン、シンデレラのような童話の主人公たちが、路地と建物をびっしりと飾っている。他の壁画村と比べ、立体的に構成したところが印象的ですが、電柱に豆の木の幹のように色を塗って「ジャックと豆の木」の一こまを演出したり、3階建てのマンションを白雪姫が暮らす素敵な城に飾るという感じです。「フンブとノルブ」「ウサギとカメ」など、韓国の伝来童話のをトリックアートで再現した空間も興味深いポイントです。

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童話村のすぐ近くには、自由公園があります。1897年に作られたソウルのタプコル公園より9年早く作られた、韓国初の欧米式公園です。造成当時、各国公園と呼ばれていましたが、韓国戦争の戦勢を覆した仁川上陸作戦の影響で名称が変わったといわれます。

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楚漢志通りの終わりにもう一つの牌楼である「善隣門」があります。チャイナタウンにはすべて四つ牌楼がありますが、最初に通った仁川駅の向かい側にあるのが第一牌楼の「中華門」、韓中文化館前の「仁華門」が第二牌楼だ。「善隣門」は第三牌楼。では、最後の第四牌楼は?松月洞童話村の北端、チャイナタウン路1番地にあります。その名は韓中門。四つの牌楼を線でつなげると、チャイナタウンがようやく完成します。

近代日本を感じるテーマ博物館通り

チャイナタウンのランドマーク、三国志通りを過ぎると、ドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」の撮影地として有名な済物浦倶楽部が待ち構えます。三国志通りの終わりにある階段は、「淸·日租界地境界階段」と呼ばれます。清(中国)の租界と日本の租界がこの階段を境にして分かれたために付けられた名前です。租界とは開港当時、韓国に入ってきた外国人たちが治外法権を受けられるように設定した区域のこと。済物浦倶楽部も日本の租界にあるため、「クラブ」の日本語表記でつけられました。開港当時、済物浦地域の外国人たちの社交場だったところが、現在は様々な展示が開かれる複合文化空間として新たに生まれ変わっています。

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済物浦倶楽部から開港場物語ツアーが終わる中区庁まで戻ってくる道は、日本租界に属していた区域を横切ります。旧)仁川日本第一銀行支店(仁川広域市有形文化財)、旧)仁川日本第十八銀行支店(仁川広域市有形文化財)、旧)仁川日本第五十八銀行支店(仁川広域市有形文化財)が並んでいるため、テーマ博物館通りと呼ばれています。日清戦争後、経済略奪の先兵役割をしていたこれら日本銀行の建物は、現在全く異なる姿に変わりましたが、旧)仁川日本第十八銀行支店は仁川開港場近代建築展示館に、旧)仁川日本第一銀行支店は仁川開港博物館として運営されています。中区庁の建物も、日本領事館として使われていた建物です。

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「開港場物語ツアー」は、アートプラットフォームとインチョン駅向かい側の中華街から出発し、ジャージャー麺博物館、ソンウォルドン(松月洞)童話村、チェムルポ(済物浦)倶楽部、テーマ博物館通りなどを、AとBコースに分けて周る。より自由なツアーを希望する場合は、指定された16のスポットのうち、四つを選んで周るCコースを利用すれば良い。「開港場物語ツアー」の所要時間はおよそ50分ほど。コースに関する詳しい内容は、チョウンツアーのホームページで確認できる。

近代日本の感じるテーマ博物館通り5 近代日本の感じるテーマ博物館通り6
  • 住所 仁川広域市中区シンポロ26番ギル63(チョウンツアー)
  • 電話 +82-032-777-3773
  • 運営時間 10:00~17:00(1時間単位で運営)年中無休
  • 利用料金 大人15,000ウォン、満65歳以上および障がい者12,000ウォン、小人9,000ウォン
  • ホームページhttp://jo-euntour.com/shop