仁川には50年以上続く老舗食堂が多く存在し、一般の食堂としてではなく仁川の歴史を見守ってきた大切な場所として今日も営業しています、私たち市民の暮らしや喜び、悲しみとともに歩んできた昔から愛され続ける中華料理の食堂をご紹介します。
福華楼
「福華楼(ポクファル)」は1945年にオープンした中華料理店です。「富平(ブピョン)市場」内にある「福華楼」周辺には官公庁や工場などがあり、多くの人が訪れる場所でもありました。オープンから70年以上経った現在も昔の味が忘れられない常連客で賑わっています。有名なメニューであるカンチャジャンは薄い麺を使っているので食感が柔らかく、香ばしく甘みのあるチャジャンソースが懐かしい味を思い出させてくれます。
新盛楼
新盛楼(シンジョンル)は1947年から運営している中華料理店です。「チャイナタウン」からは離れていますが、味だけでなく内部のインテリアまで昔ながらの中華料理店の雰囲気を維持しており、多くの人が訪れます。代表的なメニューは唐辛子粉を使わないスープが特徴の白ちゃんぽんで、濃厚ながらも後味がさっぱりとしたスープは絶品です。
* 毎年12月の第1月曜日は通常営業しています。
會楽春
「會楽春(フェラクチュン)」は1950年代にオープンした中華料理店です。もともとこの店は1億円を稼ぐ店という意味の「一億春」という名前で呼ばれていました。 現在は集いを楽しむ場所として「會楽春」という名前で営業されています。半熟目玉焼きが乗った炒飯(チャジャンソース付き)は絶品で、會楽春が得意としているメニューの一つです。
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住所
仁川広域市 富平区 元積路 309番キル 5
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連絡先
+82-32-502-1272
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営業時間
10:30 ~ 20:00
定休日 : 木曜日
豊美
1957年にオープンし、中華風の外観で知られる「豊美(プンミ)」は「チャイナタウン」でも長い歴史を持つ中華料理店です。「豊美」を代表するメニューはシャキシャキとした歯ごたえのあるカンチャジャンで、様々な中華コース料理も楽しめます。子どものころから訪れている常連客にとってもいつまでも忘れられない店です。