仁川には一年中温かいスープ料理が味わえるグルメ通りがあります。リーズナブルな価格で濃厚なスープが楽しめる「スンデ通り」と保養食として最高の「ドジョウ村」、そして仁川沖の新鮮な海産物で作ったヘムルタンまでさまざまな料理店をご紹介します。

松峴洞スンデ横丁

松峴洞(ソンヒョンドン)の「中央市場」には、仁川で最も古い「スンデ(豚の腸詰め)横丁」があります。 外観は少し寂しく見えますが、60年の歴史を持つ店や30年以上続く店が並んでおり、どの店も味に自信を持っています。 現在スンデクッパ店が減ってしまいましたが、どの店もボリューム満点で味もよく、値段が手ごろだということから今でも「松峴洞スンデ通り」は有名なグルメ通りの一つです。 あっさりとしたスープにもちもちした肉の食感まで加わって絶品なスンデを一度味わってみてはいかがですか。

富平ヘムルタン通り

「富平(ブピョン)市場ロータリー」付近の「ヘムルタン通り」には、約30～40年前にオープンした3ヶ所の店をはじめ、現在は約10ヶ所のヘムルタン専門店が営業しています。「ヘムルタン通り」のヘムルタンは蘇萊浦口と沿岸埠頭魚市場から供給されるカンジャンケジャン、活タコ、貝、海老などの新鮮な海産物にセリ、豆もやしなどの野菜がたっぷり入っているためボリューム満点です。店ごとに出汁の味に違いはありますが、ヘムルタンの濃厚で深い味わいに満足することでしょう。。

ヨルラッコル ドジョウ村

南洞(ナムドン)区雲宴洞(ウンヨンドン)にはチュオタン(ドジョウ汁)をメインメニューにした飲食店が集まってまるで村を形成しているような「ヨルラッコル ドジョウ村」があります。 元々ここは稲作をしていた農村でしたが、ドジョウが多く捕れ、住民たちがチュオタンをを好んで作って食べていたことでドジョウ村として知られるようになりました。今では保養食を求めて多くの人が訪れます。ヨルラッコルチュオタンはコチュジャンを使って煮込み、辛いながらもさっぱりした味が特徴です。

松島カンジャンケジャン通り

松島(ソンド)には仁川の特産物の一つであるカンジャンケジャン(ワタリガニ)が味わえる「カンジャンケジャン通り」があります。この通りは約20～30年前から新鮮な海産物を売る屋台や居酒屋がありましたが、自然に「カンジャンケジャン通り」として形成されました。旬のワタリガニは身がいっぱい詰まっていて味がよく、歯ごたえもよいです。 ワタリガニの煮物、カンジャンケジャンなどのワタリガニ料理はタンパク質が豊富で脂肪の量も少ないです。